CO2

多くのユーザーが見落とす化学反応式ボンベにある欠点

💡 化学反応によりCO2を生成する装置
📏 業務用大型ボンベ(ミドボン)と比較してサイズが小さく、使いやすい
⚖️ 小型水槽で手軽にCO2添加をし水草水槽を楽しめる
💰 ランニングコストを低く抑えられる
🎛️ 使用時のデザイン性や機能性も優れている

 水槽に二酸化炭素(CO2)を注入することは水草に必要な炭素を供給し、光合成を促進します。
CO2濃度のバランスは水草の健康的な維持に重要で、30ppm程度が理想的です。添加量の適正量を探すにはPH降下法が適しています。コチラの記事を参照してください。

 化学反応式ボンベは、重曹とクエン酸によりガスを発生させます。お客様自身でCO2ガスを生成、補充をするため手軽です。イースト菌を使う発酵式に比べて圧力が高く、分岐をさせて多数の水槽に添加することも可能です。ミドボンに比べて圧力が低いので機材管理として安全性が高いです。また、手軽に移動できるため水槽と一緒に部屋の中を移動させて飾ることも可能です。零度水草のボンベはお客様のインテリアの干渉にならないように無地のステンレスボトルを採用しています。

  CO2ボンベに最低限必要な機材はレギュレーター電磁弁ソレノイドCO2チューブ逆止弁ディフューザーです。必要に応じて、複数の水槽に添加する場合は分岐ユニットを追加します。添加量の調整にはスピードコントローラーと、バブルカウンターを使用すると良いでしょう。

 一般的に化学反応式CO2ボンベのランニングコストは非常に安価といわれています。クエン酸と重曹の水溶液を反応させてCO2を発生させるこの方式では、消耗品はクエン酸と重曹のみです。1カ月あたりのランニングコストは約50円程度と見積もられています。また、8ヶ月で4,200円のランニングコストという報告もあります。世界中でユーザーがレビューを行っており、実際に発生する費用について考察しています。共通して見られる報告として分かることは、発酵式やCO2ボンベに比べてコストパフォーマンスに優れていることです。初期費用としてステンレスの耐圧ボンベなどの機材が必要ですが、ランニングコストが極めて安価なので、長期的には経済的な方式だと言えます。

 しかし、これらは全て「機材が壊れない」ことが前提に述べられています。機材は使い続ければ摩耗し、劣化し、故障します。特に化学反応を使うボンベは、薬品の管内への流出が減圧弁や電磁弁の劣化にダイレクトに作用します。これらは部品の寿命を確実に減らし、ユーザーに定期的なメンテナンス・清掃・パーツ交換というアクションを求めます。定期メンテナンスは必須ですが、部品故障というリスクを極力減らしたのがZRDR零度水草の提供する化学反応式ボンベです。

 ZRDR零度水草は、お客様のメンテナンス性を高めるために、世界初の構造を化学反応式ボンベに採用しています。それは、化学反応式ボンベの欠点である、薬剤反応中に減圧弁や電磁弁の管内に薬品の粒子を含んだ、ミキシングされた気体が流れ込まない様にスイッチバルブを搭載していることです。化学反応中にこのスイッチバルブを閉じることで完全に、管内へのガス流出を防ぐ事ができます。部品の寿命を高めるのと同時に、メンテナンス時の手間を極力減らす効果があるでしょう。

 当ショップでは故障時のスペアパーツを様々な形で提供しています。是非機材管理に役立ててください。

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